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電通大ミスコンの基本情報

初めましての方は初めまして。そうでない方はこんにちは。まるはちです。今のところミスコン関連以外で全く更新する気配のないこのブログですが、他に何か使い道ありますかね?二郎来訪記にでもしようかな?

 

 

さて、Twitterで観測する限り、今年は電通大ミスコンに興味を示してくれている方をちらほらと見かけます。毎年のように出場している身としては嬉しい限りです。

 

しかし19生に限らず、初めて出場しようと思うとわからないこと、疑問点も多いと思います(言ってみればキワモノイベントですし)。

 

そこで、一応3年間やってきた経験から、参加を決めてからどういう流れで当日まで行くのか当日はどのように進行するのかといったところを書き連ねていこうかなと思います。

 

ちなみに「どうやったらミスコンで勝てるの?」とか「学友会に入るべきなの?」みたいな話は本記事ではしません。あくまでも昨年までどのようにミスコンが行われていたかを出場者視点で語る記事と致します。

 

舞台部門の得点の分析や過去の大会の講評的なのは色々な人が色々と記事にしてくださってるのでそちらも合わせて読んでみてもいいかもしれません(記事の最後にリンク貼っときます)。

 

なお、本記事の内容は全て過去のミスコンでのルールや開催概要となります。今年度の大会がどのように開催されるかについては一切保証できませんのでご了承ください。

 

 

 

そもそも電通大ミスコンって?

電通大ミスコンとは、毎年調布祭最終日の1番最後、青空劇場にて行われる女装ミスコンです。電通大に所属する男性が女装して競う大会であり、舞台部門と写真部門の2つの部門があります。舞台部門は何人で出ても構いません。

 

ミスコンのルール・大会概要

舞台部門

舞台部門は、女装をした参加者が舞台に立ち、何かしら演技をして競うものです。YouTubeニコニコ動画などに上がっている電通大ミスコンの映像はこの舞台部門のものです(厳密に言えばその頃は写真部門が無かったので、敢えて「舞台部門」という言い方はされていませんが)。

 

「何かしら演技をする」ってなんだよと思うかもしれませんが、本当に「何かしら」って感じです。何故なら、基本的に何をしてもいいから。しかも実は、ちゃんと女装演者がメインに据えられていれば女装じゃない人も舞台に上がれちゃったりしますかつて女騎士とオークが舞台に上がってくっ殺をやったこともありました

 

過去の映像を見るといかにもダンス演技で競うのかと思いがちですが(筆者も最初そう思ってました)、そういうわけではありません。舞台映えしやすいし盛り上がりやすいためダンスをする人が多いのは事実ですが、ダンスに限らず舞台演技であればなんでもよいのです。つまり、自作ボイチェンの研究発表をしてもいいしルーレットを回して曲を決めてもいいし自分で描いたイラストを晒してもいいし緊張するとチンパンジーになる演劇をジャグリングと組み合わせてもいいしトゲピー(♀)と筋肉質なカスミがブレイクダンスを踊ってもいいし謎かけをやってみてもいいし好きなキャラを電通大に入学させてもいいしミスコンで単位が貰えるという噂を聞きつけてダンスを練習してみたりしてもいいし、団体名「田所浩二」で島風のコスプレをして出てきてsyamuパロディの登場挨拶をした後「ダイナモ感覚!ダイナモ感覚!YO!YO!YO!YO!」と言って歌い始めてもいいんです!(全部わかった人は直近5年のミスコンを全て見たのでしょう。偉い。とても。)

 

物凄く冗長な例示になりましたが、要するに好き勝手やっていいってことです。○調さんにストップかけられなければMICRO BIKINI OILY DANCEやってもいいんです。ただしストップかけられたらやめようね。

 

さて、何をやってもいいとはいえ、大会であるからには当然演技を評価され順位がつきます。つらみ。みんな優勝にしたい。で、どのように評価をつけられるのかというと、基本的には審査員による採点です。採点項目がいくつか用意されており、それについて審査員が得点をつける、と言った具合です。しかしこの採点項目、地味に毎年変更されます。以下に採点に関する説明を筆者が参加した年度別に書きますが、今年どうなるかは○調さんのみぞ知る、って感じです。

 

2016年の採点項目

審査員5組による採点。審査員1人あたりの持ち点は、

女装点30

ボルテージ点30

パフォーマンス点30

自由点10

合計100点満点

でした。女装点は女装のクオリティを競う点数、ボルテージ点は観客の盛り上がりを示す点数、パフォーマンス点は舞台演技(パフォーマンス)の完成度を示す点数、自由点は審査員各々による自由採点でした。

 

この年は「ボルテージ点」の存在が特殊であったといえます。これにより、演技に対する観客の反応が得点に直結するシステムとなりました。

 

この年は7団体が参加し、演技時間は予選5分、決勝7分で、決勝へ進めるのは予選上位3団体というルールでした。

 

2017年の採点項目

審査員5組による採点。審査員1人あたりの持ち点は、

女装点50

パフォーマンス点50

テーマ点50

合計150点満点

でした。

 

2016年と打って変わって、この年の特殊要素は「テーマ点」。この年は事前にタイトルと紹介文を○調さんに提出することになっていて、その内容と演技の関連性というかクオリティというか、を判定しました。

 

この年は6団体が参加し、演技時間は予選6分、決勝8分で、決勝に進出出来るのは予選上位3団体でした。

 

2018年の採点項目

審査員5組による採点。審査員1人あたりの持ち点は、

女装点30

女子力点10

パフォーマンス点40

観客点20

合計100点満点

でした。

 

この年はなんとLINEを使って観客が採点を行う「観客点」が導入されました。しかもこの得点が決勝の勝敗を分けました。危なかった…。

 

この年は5団体が参加、演技時間は予選6分決勝8分でした。団体数の減少を理由として、決勝に進出出来るのは予選の上位2団体のみとなりました。

 

 

以上直近3年の採点方法から分かる通り、毎年のように新しい要素が追加されたり消えたりしています

 

ただ基本的に採点で変わらないこととしては、

 

①演技は予選と決勝の2つに分けられる

②演技には制限時間がある。

③パフォーマンス点と女装点は配点が高くなりがち

④決勝に進めるのは予選を勝ち抜いた団体のみ

 

って感じです。まあ筆者としては「自分たちの演技がどう評価されるのか」みたいなのを気にし過ぎてもなあって思うので、一応こういう風に採点されてたんだってのを抑えてくだされば大満足です。

 

舞台部門で使用できるもの

これも毎年異なるのですが、○調さんから借りる形で使用できる機材があったりしたのでこちらに書いておきます。筆者の記憶が定かであれば、使用できるものは

・長机

・小机

・椅子

・マイク(おそらく有線)

・音響機材(音源を用意すれば勿論好きなものを流せます)

・照明

・プロジェクター

でした。これらを使って演技の幅を広げることができたりできなかったりします。

 

また、○調さんに話せば使いたいものを持参することも可能です(おそらく)。かくいう私もゲーセンで取ったカー○ィのぬいぐるみを持参して当日舞台の片隅に置いていたことがあります。一応カ○ビィも演者(?)として扱いました。

 

ミスコンって景品何貰えるの?

これ、ミスコンにまっっっっったく興味無い人にちょいちょい聞かれるんです。正直言って私は景品が欲しいからとか、そういう理由で出ているわけではありません。単に楽しいからです。しかしこの質問をしてくる人は大体「景品が豪華とかじゃなきゃこんなのに出るわけないよな」みたいな態度なのです。全く心外なのです。私はミスコンに出れている、それだけで十分なのです。景品の有無など関係ない、必要無いのです。わかりましたかみなさん。よろしくお願いしますよほんと。

 

しかしまあ話は変わりますが、ミスコンで優勝すると、

ディズニーリゾートのチケットが貰えます!!!!!

そして私は去年優勝することが出来ましたので、

ディズニーリゾートのチケットを貰いました!!!!!

2枚!!!!!

ランドもシーもどっちも行ける…やった…なにこれ…

…え?

景品はいらないんじゃなかったのかって…?

いや欲しいよ…誰だよもう…そんなこと言ったの…。

 

というわけでまあ、一応景品は例年通りならあります。近年予算不足のため今年度どうなるかははっきりとはわかりませんが、少なくとも例年通りであればディズニーのチケットが優勝者に贈られます(何枚かは年によって違うようです)。学友会費とは別枠らしいので大会予算の影響は受けないようです!申し訳ありませんでした。ちなみに優勝するとなんかよくわからない記念撮影も求められるよ!やったね!よくわからなかったけど!

 

なお、準優勝者にも何かしら景品が送られます(準優勝の景品は年によって違うと記憶してるので何が貰えるかはお楽しみ)。

 

また、参加者全員に参加賞としてこれまた何かしら貰えます。去年は絶妙にそれほどおいしいってわけでもない感じもする不味いわけではないインスタント麺らしきものが参加賞でした。あとカラオケの無料券も。

 

 

写真部門

筆者は写真部門には出たことがないので(すいません)、知ってる限りのことを頑張って書きはしますがあまり参考にはならないと思います。ご了承ください。

 

写真部門はその名の通り、電通大の男性が女装をして撮った写真で競う部門です。2015年からできた、とっても新しい部門。4回開催されているわけではありますが、優勝者は2人しか出ていません。つまり、2人がそれぞれ2回ずつ優勝しているのです。っょぃ。

 

写真部門は、エントリーした人の写真が学内(例年は東6号館の横)に掲示され、来場者の投票により勝負が決します。掲示期間は調布祭の3日間です。ちなみに参加者が自分に投票することもできます。1人1日1票です。

 

筆者は写真部門に参加したことがないので憶測にはなりますが、写真部門の方がよりメイク技術が必要になる気がします。舞台はなんだかんだてそんなに顔見えないからね(多分)。つまり顕著に容姿のかわいさ、美しさが票に直結する…のかなあ。写真を撮る技術とかも必要だろうし、一概になにが大事とは言えない気もします。

 

結論としては、筆者はよくわかりません。しかし歴代優勝者の2名はとてつもないクオリティでした。写真部門についての詳細はその2人に聞いてください!(ごめんなさい!)

 

 

参加申請〜ミスコン当日までの概要

さて、ここまではミスコン当日どのように大会が行われたか、どのような大会だったのかという点について語ってまいりました。

 

ここでは過去のミスコン舞台部門における、参加申請から当日に至るまでの大まかな流れを解説したいと思います。

 

ミスコン説明会

毎年3回ほど行われる、参加者全体への説明会です。それぞれ内容が異なりますので、おおよその内容を以下にまとめます。

 

第1回説明会

例年6月頃に行われます。この回に関しては、説明会に参加してもミスコンの参加が決定するわけではありません。内容としては「こういう大会を学祭でやりますよ」っていう告知みたいなもんです。まあ、大学の講義で言ったら選択科目の初回ガイダンスのようなものと思えばいいと思います。お試しで行ってみる、とかそんな感じで大丈夫です。

 

ちなみにこの説明会の後日、○調さんに参加申請書を提出することで、参加決定となります(余程大会直前とかじゃなければ参加取消も可能だったと思います)。

 

軽く概要の説明をされますが、詳細には一切触れません。というかこの時点では何もきまっていません。というのも、○調のミスコン企画さんは1年生のみで構成される(はずな)ので、6月の時点では入ったばかりで何も知らないことが多いのです。ゆえに、大会の詳細が明らかになっていくのは第2回以降の説明会となります。

 

第2回説明会

例年、前期の期末試験最終日(8月上旬)に行われます。この説明会で初めて採点についてなど、ある程度のルールが説明されます。

 

また、「プランニングシート」という書類をこの説明会で渡されます。これは舞台演技のタイムスケジュールと小道具類の設置箇所などを記し、○調さんに提出するものです。提出期限は大体夏休みが明けるか明けないかくらいの頃だったと思います。つまり、夏休みを使ってじっくりと演技考えてくださいよってことですね。

 

ちなみに授業始まると忙しいので、可能であれば使用する音源や映像などはこの辺で用意出来ていると後々とても楽だと思います。弊団体はいつも10月後半くらいから急ピッチで作るためとても忙しくなってしまいます(自滅)。

 

第3回説明会

例年、10月の上旬頃に開催されます。この説明会では、また新たに提出書類を渡され、その説明を受けます。ちなみに提出書類というのは主にプランニングシートです。いやまたか、と。さっきも提出してただろ、と。そう思うかもしれませんが、もう一度プランニングシートを書きます。ミスコン企画さんとステージ局さんで別枠のちょっとデザインの違うプランニングシートを使うようなので、確実に2枚書くことになります。まあ演技が決まってればそれを書くだけなのですが。

 

また、この説明会では本番当日の演技順を決めます。ちょっとずつ本番の現実味が出てきますね。

 

個別打合せその1

さて、全体への説明会は3回で終わりです。ここからは演技内容に直接関わる話を企画さんとすることになるため、各団体別々に企画さんと打合せを行います。

 

打合せの内容は団体によって様々です。ちなみに弊団体は結構あっさり打合せを終わらせている方だと思います。

 

個別打合せその2

個別打合せは大抵2回行います。当然こちらも打合せの内容は団体によって様々です。自分の思う演技を実現出来るように入念に打合せするのもよし、まあ大丈夫っしょ(ヘラヘラ)って感じで済ませるもよし。

 

教室リハーサル

その名の通り、教室で行うリハーサルです。B棟2階の大教室を使うことが多いイメージです。

 

本番当日の全体の流れを確認することが主な目的です。また、実際に演技をしてみることもできます。おそらくこの前後辺りで音源や映像の提出期限があると思います。

 

青劇リハーサル

本番を行う青空劇場(東6の向かいにある広場に建設されます)を実際に使うリハです。音響が使えたり使えなかったり、照明が使えたり使えなかったりするので、それぞれを試すために数回行われます。そして本番前日の深夜に最終リハーサルを行います。終電が危うくなるので調布住みでない人は注意が必要です。

 

電通大ミスコン

当日、本番です。例年ですと14:30くらいから出演者用控え室に入ることができます。17:00になるといよいよミスコン舞台部門が始まりますので、それまでには衣装・メイク・小道具含め全ての準備を終えた状態にしておきましょう。そして、舞台上での演技を全力で楽しみましょう。

 

大体の流れはわかったけど…

演技の練習ってどこでやるの?

これは当然の疑問です。舞台部門に出ようと思ったら当然少なからず演技の練習をすることになると思います。もしダンスをするならなおさら、場所の確保が必要になることと思います。そこで、練習場所として使える(使っている)場所を以下にまとめましたので、参加を考えている方は参考にしてください。

 

武道場

最もポピュラーな練習場所。第一体育館にあります。平日なら授業や部活が使用していなければ受付で名前を書いて自由に使用することができます。姿見もあるので動きのチェックも出来ます。ごく稀に他のミスコン参加者と鉢合わせになります。

 

第一体育館アリーナ

第一体育館2階のアリーナも実は武道場同様に使えます。ただ、武道場に比べると空いてることは少ないです。物凄い広くスペース使って練習できます。

 

東6号館裏の駐車場

ほとんど人が来ないので意外と使えます。ただ完全なる屋外なので、夏場はお勧めできないかもしれません。

 

東33号館(学生ラウンジ)

あまり広くないですが、机をどかせばある程度動けます。基本的に施錠されることがほぼ無いので、とても便利です。ただ、最近研究室に使用されてたりしてたので、今年度使えるかはわかりません…。

 

プランニングシートって結局何を書くの?

プランニングシートは、演技の詳細について企画さんと共有するために書くことになる書類です。基本的に舞台照明や音響は企画さんにやってもらうことになるので、どのような演技をするか、いつどんな曲を流すか、いつどんな照明を使うかなどを秒単位で記入することになります。 もし演出に不可能なものがあれば相談することになったりもします。ちなみに他にも、演技タイトルと紹介文、使う予定の衣装のデザインなども提出することになったりします。まあ正直提出書類は初参加だとちょっとわからないかもなので、聞いてくださればいくらでも協力します。

 

メイクって自分でやらないといけないんだよね…

いいえ。誰か知り合いにやってもらって何も問題ありません。当日控室でメイクすることになるのですが、協力者も普通に部屋に入れます。

 

さらに、当日〇調さんの協力に来ている女子大の方々にメイクを頼むことも可能です。つまり、女装に関しては最低限衣装さえ用意できていれば十分参加できるといえます。

 

ちなみに自分でメイクできる人はメイク終わらせてから控室に来ても大丈夫です。早めにメイクしてしまって当日舞台衣装で調布祭を練り歩くのも乙なものです。

 

1団体当たり何人までOKなの?

明確な決まりはありません。過去にはソロ参加の人もいれば、9人で参加する団体もいました。大人数だと練習日程を合わせるのが難しくなる代わりに派手な舞台を作りやすくなると思います。ソロだと練習はいつでも自由にできますが、演技構成を考えたり提出書類を作成したり、いろいろなことを一人でこなすことになるので負担は大きいと思います。ソロ参加の場合でも協力者を見つけた方がスムーズになるでしょう。

 

終わりに

ここまでいろいろ書き連ねて来ましたが、まとまりきっていない部分もあり分かりにくい部分もあったかもしれません。しかし、この記事によってミスコンの参加の仕方や概要などを少しでも知っていただけたのであれば幸いです。興味があればぜひ、まずは第1回説明会に行ってみましょう。そして、少しでも参加者が増えてくれれば、これほど嬉しいことはありません。

 

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